【2024年最新】オンラインパチンコ・パチスロは違法？賭博規制や安全性を解説

オンラインカジノの違法性について話題になることが多いですが、同様にオンライン上のギャンブルであるオンラインパチンコ・パチスロサイトが違法なのか気になる方も多くいるかと思います。

結論からお話するとオンラインカジノやオンラインパチンコ・パチスロサイトは違法とは言えません。

日本ではギャンブルに関連する法律が整備されており、またパチンコやパチスロも風営法などの法律で管理されています。しかし現在の日本にはオンラインカジノや換金可能なオンラインパチンコ・パチスロサイトに関連する法律が存在しません。よって違法か合法かという明確な線引きがなくグレーゾーン的な扱いになります。

オンラインパチンコ・パチスロサイトで遊ぶことは違法ではない

冒頭でもお伝えしましたが、オンラインカジノで遊べるオンラインパチンコやオンラインパチスロを日本国内からプレイすることが違法とは言えません。

オンラインパチンコ・パチスロサイトは海外の会社により合法的に運営されています。またそのサービスは海外サーバー上で提供しています。日本の法律には海外運営のオンラインホールにアクセスしてオンラインパチンコやオンラインパチスロを遊技することを取り締まる法律はありません。

日本人が海外のカジノで遊ぶことは合法

日本国籍の人が海外のカジノで遊ぶことは合法です。なので海外運営のオンラインカジノで遊ぶこともまた合法的扱いになるわけです。ただし運営する国においても合法であり、法律で認められていることが大前提です。もちろん今後法律が変わる可能性はありますが、現状は日本国内から海外の公式オンラインカジノやカジノと同等のカテゴリーに分類されるオンラインパチンコ・パチスロを遊んでも問題ないと言えます。

日本人から見たカジノとギャンブル

日本人にとってカジノは馴染みがないものですが、今後日本国内ではIR法案を通して国内初の公営カジノが運営される予定です。また最近では日本で知名度のある有名タレントやスポーツ選手がオンラインカジノとスポンサー契約を結び広告等としてCMに出演するようになりました。オンラインカジノを代表とするオンライン上のギャンブルが身近なものになってきているのです。

日本はギャンブル大国

世界には様々な国があり、その国の数だけ法律があります。ギャンブルが一切認められていない国もあれば、カジノでギャンブルを行うことが認められている国もあります。そのような観点から見ても日本では競馬、ボートレースなどの多数の公営ギャンブルが合法です。世界的な観点から見れば日本は有数のギャンブル大国です。人々が行き交う駅前や郊外の大通りい沿いなど、いつでも立ち寄れるような場所にパチンコ店が立ち並びます。日本人にとってギャンブルは非常に身近な存在なのです。

オンラインパチンコ・パチスロを運営するのは違法？

プレイが合法的であるのと同様にオンラインパチンコ・パチスロを運営すること自体もまた違法ではありません。オンラインパチンコ・パチスロが遊べるサイトは運営する国の法律に則り、またカジノを運営する上で公式ライセンスを取得してサービスを提供しています。各社が運営するオンラインパチンコ・パチスロサイトにはホームページ内に「運営会社」や「取得ライセンス」などの記載があります。運営形態に関してしっかり調査することで安全に遊ぶことができます。

換金可能なオンラインパチンコ・パチスロサイトを日本で運営するのは違法

日本国内の法律ではギャンブルができる場所を開設し提供する行為は「賭博場開帳図利罪（とばくじょうかいちょうとりざい）」として日本の刑法に抵触します。つまり換金可能なオンラインパチンコ・パチスロサイトを日本国内で運営していれば違法になります。しかし、オンラインパチンコ・パチスロサイトはギャンブルが合法である海外で運営され、その国の政府が発行するライセンスを取得して公正的に運営を行なっているものがほとんどです。その場合はそもそもその国で合法であるため、日本側は取り締まることが出来ないのです。

金銭を賭けないオンラインパチンコ・パチスロサイトは合法

777サミータウンやななパチなどのオンラインパチンコ・パチスロサイトは日本の会社が運営していますが、あくまでこれらはゲーミングサイトです。現金を賭けてプレイするわけではないので法的にも全く問題はなく合法です。

またこちらの別記事ではオンラインパチンコ・パチスロの危険性や注意点について詳しく解説しています。
>>>オンラインパチンコ・パチスロの三大注意点まとめ

オンライン上の違法ギャンブルで検挙された過去の実例

1.日本国内の自宅において、自宅に設置されたパーソナルコンピューターを使用して、海外の会社が運営するオンラインカジノサイトにインターネット接続し、同サイトのディーラーを相手方として賭博をした賭客を単純賭博罪で検挙

2.日本国内の賭客を相手方として、日本国内の賭客の自宅等に設置されたパーソナルコンピューターから、海外に設置されたサーバー上のオンラインカジノサイトにアクセスさせ、金銭を賭けさせていた者を常習賭博、賭客を単純賭博罪で検挙。

引用：オンラインカジノを自宅等で利用した賭博事犯の検挙事例

これまでに海外のオンラインカジノ等のサイトへアクセスし、実際にギャンブルをした人が検挙された例として、日本の警視庁が上記の内容を公表しています。

海外のオンラインカジノは合法なのになぜ検挙？

この内容だけで判断すると、オンラインカジノを利用することは「検挙される可能性のある違法行為」と判断できる内容に見えます。しかしこの警視庁の説明には「どのようなサイトでプレイしたか」が記載されていません。

一部の海外のオンラインカジノには、ライセンスを取得せず、運営する国の法律に抵触しているような「違法サイト」も存在します。このような違法サイトを利用したのあれば違法行為にあたるので検挙されて当然です。

おそらくですが、警視庁が違法であると定義しているオンラインカジノは、違法サイトのことを指している可能性があります。全てのオンラインカジノが違法であると誤認するような内容であることを考慮する必要があります。

日本で運営していた違法オンラインカジノが初摘発

2024年2月に全国で初めて国内で運営しているオンラインカジノが検挙される事例が発生しました。日本国内で換金可能な賭け麻雀が利用できる違法サイトを運営していたのです。

こちらのサイトは公式サイト内で海外のライセンスを取得し運営していると公表して運営していましたが、実際には日本国内でサイトの運営をしたいため、摘発対象となりました。

国内の違法サイトを利用したプレイヤーは検挙されず

これまで説明した通り、日本国内で運営するオンラインカジノは違法です。しかしこの違法サイトを利用した会員数は数万人に登ると公表されていますが、実際にプレイした会員は検挙されておりません。

日本国内で運営する明らかな違法サイトであっても、現在の日本の法律では利用したプレイヤーを摘発することが難しいと判断できる内容にもなっています。

逮捕と検挙の違い

こちらの判例では逮捕ではなく検挙とされていますが、検挙と逮捕では意味が違います。検挙とは「捜査機関が犯罪の行為者を特定し、これを被疑者とすること」を指します。逮捕と大きく異なる点は拘束の有無です。違法賭博で検挙された人が必ず逮捕されているわけではないのです。

オンラインカジノは刑法上の国外犯に該当しない

海外でも殺人や強制わいせつなどの一部の犯罪は「国外犯」という扱いとなり国際的な捜査や取り締まりに対する協力が得られます。しかし賭博罪はこの国外犯に該当しないため捜査等の協力自体が得られないのです。そのため日本の法律では賭博は犯罪とされており、オンラインカジノは違法であるとされていますが、その国で合法的に運営されている以上は一方的に取り締まる事は非常に難しいのです。

オンラインパチンコ・パチスロを提供するゲームブロバイダは違法？

これまでにオンラインパチンコ・パチスロをプレイした場合と運営した場合の違法性を説明してきました。それではオンラインパチンコ・パチスロを提供しているゲーミングブロバイの違法性について解説します。

オリジナルのオンラインパチンコ・パチスロゲームの場合

オリジナルタイプの場合は、ゲーミングプロバイダがライセンスを発行している政府の許可を得た上で合法的にゲームを提供しています。またゲーミングブロバイダは第三者機関の監査も受けているので違法性は全くなく、安全にプレイ可能です。

日本のパチンコ・パチスロを遠隔プレイするタイプの場合

日本のメーカーから発売されている実機にはライセンスが存在しません。実機を導入しているゲーミングプロバイダは特殊な方法で台を導入しています。日本や台湾などで中古機を購入し、合法的に稼働できるフィリピンなどからオンライン上で遠隔プレイが出来るようにサービスお配信しています。よって違法性はなく安全にプレイすることが可能です。

オンラインパチンコ・パチスロの機種は日本で認定済み

日本国内においてはパチンコ・パチスロは保安通信協会（保通協）に型式試験に適合し、各都道府県の検定に通過することで初めてパチンコ店に導入されます。

中古機に関してもこのような試験や検定に通過しているものが流通しているので一定の安全性は保たれていると見て問題ないでしょう。

無許可に運営をしているゲーミングプロバイダーは危険性あり

万が一ライセンスなどを取得していないような無許可運営のゲーミングプロバイダが、パチンコやパチンコを配信している場合は要注意です。違法な改造をしている場合や不正の可能性があります。より安全にプレイしたいであればゲームを提供しているゲーミングプロバイダも確認することでより安全性が高まるでしょう。

各オンラインギャンブルゲームの違法性を個別に解説

オンラインパチンコやパチスロ、その他のカジノゲームなど、インターネット上で遊べるギャンブルは多数あります。そのようなギャンブルゲームひとつひとつに焦点をあて、ゲームそのものに違法性がないのかを解説します。

パチンコ・パチスロ

パチンコ・パチスロは日本国内において風営法などの法律で管理されているのでもちろん合法です。海外におけるパチンコ・パチスロは日本の法律は適応外であり、またその国によって合法・違法かは異なります。実際に台湾やベトナムなどでは日本で規制された過去のパチンコ機種をその国の賭博場で合法的にプレイされているケースもあるようです。

オンラインパチンコ・パチスロに関しても同様に、運営する国で合法であるかどうかが焦点となり、取り扱っているのがライセンスを取得している合法オンラインカジノサイトであれば違法ではないという見解になります。

ただし日本国内のパチンコ市場において、商品価値がなくなり設置期限も過ぎているような機種が海外で再利用されていることに関しては現状グレーゾーンであると考えた方が良いでしょう。今後の国内メーカーの動向次第では規制対象となる可能性があります。エルドラードやベラジョンパチンコ館のようにオリジナルの機種であれば問題はありません。

オンラインビデオスロット

海外政府からライセンスを取得し、合法的に運営しているオンラインカジノであればビデオスロットは合法です。ビデオスロットはカジノゲームの中でもトップクラスの人気を誇ります。日本人がオンライン上でビデオスロットを遊ぶことに問題点はないと言えるでしょう。

日本国籍の人が海外の合法カジノでビデオスロットを遊ぶのと同様です。違法性は限りなく低いと言えます。ただしライセンスを取得せず無許可で違法な運営をしている違法カジノをプレイしてしまうと日本の法律に抵触し、トラブルに巻き込まれる危険性があります。

オンラインポーカーなどのトランプゲーム

ポーカーやブラックジャック、バカラなどのトランプを利用したテーブルゲームはカジノの花形でも非常に人気があります。日本のギャンブルの歴史においてはカルタや花札といったトランプに似たカードゲームが規制された事があります。

しかし現在の日本では全てのカードゲームは合法であり、日本人が海外でトランプゲームを利用したとしても違法性は限りなく低いと考えられます。

ライブカジノゲーム

ライブカジノとは本場のカジノからビデオ配信で参加できる代表的なオンラインギャンブルです。実際にリアルタイムでディーラーを相手にギャンブルをすることが違法であるか気になる方もいるでしょう。

これはライブ配信を行なっているカジノが合法であれば特に問題はありません。ただし運営が違法サイトである場合や個人を相手にビデオ配信を通して賭け事をすれば違法となるので注意が必要です。

スマホアプリでプレイするカジノゲーム

一部のオンラインカジノは専用のアプリを開発・配信しています。基本的にオンラインカジノやオンラインパチンコ・パチスロはスマートフォンやパソコンのブラウザでプレイしますが、アプリであれば非常に便利です。

現状の日本の法律ではスマートフォンアプリでカジノゲームをすることを規制しておりません。合法なオンラインカジノが配信しているアプリであれば危険性は低いと考えて良いでしょう。Google PlayやApp Storeで配信さいれている公式アプリであればより安全性が高まりますが、提供元が不明なアプリは注意が必要です。

なぜ日本では賭博・ギャンブルが違法なのか

これまで「オンラインカジノが違法ではない」ことについて説明してきました。しかし、そもそもなぜ日本では賭博やギャンブルが違法とされているのでしょうか。

日本国内では公営として国が認めた上で運営が許可されているギャンブルがあります。それ以外の賭博・ギャンブルは一切認めれておりません。簡単にわかりやすくまとめたので、オンラインパチンコ・パチスロをより安全に楽しむために法律について学んでいきましょう。

日本の刑法の仕組みについて

日本の法律において、刑法185条・186条により賭博行為を禁止にしています。

第185条
賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
 
第186条
1.常習として賭博をした者は、三年以下の懲役に処する。
2.賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以上五年以下の懲役に処する。

引用：wikipedia 刑法第185条

この刑法のみの解釈で判断すると公営ギャンブルも違法となります。しかし以下の刑法が適用されることで公営ギャンブルは合法となります。

第35条
法令又は正当な業務による行為は、罰しない。

引用：wikipedia 刑法第35条

ちなみに現在日本の法律において認められている公営ギャンブルは以下の通りです。

また上記の公営ギャンブルとは別に「カジノ法案（IR法案）」が2016年12月15日に国会で成立しました。この法案はあくまで「カジノの設置およびギャンブル依存症対策等の法整備を進める責任を国に課したもの」です。日本でカジノが解禁されたということではないので注意してください。

このカジノ法案によるカジノ合法化と、オンラインカジノが合法的であるといった点については関係がありません。なぜ賭博行為やギャンブルに関してこういった法律が定められたのでしょうか。

賭博やギャンブルは労働のバランスを崩してしまう

日本国内の賭博やギャンブルが違法であることはこれまでに説明しました。そもそもなぜ自分のお金を使うことに制限がかかるのでしょうか。「自分の資産を自由に使うこと」「資産の使い方は自己責任である」といった主張があってもおかしなことではありません。

それではなぜギャンブルが禁止されているのかについて触れていきます。以下が賭博において参考になる裁判の判決です。これを引用して説明します。

これらを要約すると、金銭の社会的価値が損なわれることを問題視しています。生産性のある仕事の対価として金銭を得ること、つまりまじめに働くがことが馬鹿らしくなると労働や社会保障のバランスが崩れます。
その結果、国としての健全なバランスが崩れることを危惧しているのです。また反社会的勢力が賭博を生業とすることで暴力等の被害を発生させる危険があることも問題視しています。

しかしこの判例は昭和25年のものです。現代においてどこまで通用するのかは疑問点が残ります。

パチンコ店の三点方式がなぜ合法なのか

日本のパチンコ店が三点方式による換金方法を採用することで合法とされていることは既に説明しています。しかし民間企業が同様の三点方式でギャンブル事業を行うことは基本的に認められていません。
事実上、三点方式はパチンコ店だけに許されている特権となっているのです。これには理由があります。

1930年に日本で最初のパチンコ店が開店しました。それ以降、パチンコ業界では反社会勢力による被害が広がり続けました。これに対し日本の警察が管理をすることで合法的に運営できるように働きかけたという歴史があります。

パチンコやパチスロは本来違法賭博であり、警察が三点方式を黙認しているといった見方もあります。
しかしそれは反社会勢力に対して抵抗するため、ひいては民間人が安全に遊べるように、三点方式は超法規的措置として認められていたのです。

それがパチンコ業界の文化として現代にも引き継がれているわけです。その時代によって法律やそれに対する見解は異なります。

パチンコの歴史や三点方式についてはこちらの別記事で詳しく解説しています。

>>>パチンコとは？発祥から歴史、三店方式と法律、遊び方など

換金可能なオンラインパチンコ・パチスロが日本で許可される可能性

カジノがない日本でカジノ法案が認められたように、今後インターネットでパチンコやパチスロを遊ぶこと、つまり国内で運営可能なオンラインパチンコ店が正式に許可される可能性もゼロではないのです。

海外においてはカジノは合法でパチンコ店が違法であったりと、日本とは正反対の法律でギャンブルを取り締まっている国もあります。オンラインカジノはライセンスを取得した上で運営をしています。

オンラインカジノやオンラインパチンコ、それに関係する法律やルールを理解することでより安全に遊ぶことができます。

違法なオンラインパチンコ・パチスロサイトは存在する？

これまでオンラインパチンコ・パチスロは違法ではなくグレーゾンであり、2024年現在の日本の法律では取り締まることができないと解説してきました。しかしながら一部で「オンラインカジノ」として扱われている違法サイトを利用することで逮捕や検挙された事例は存在します。

現金に換金可能なオンラインホールが日本国内の企業が運営している場合や、日本国内の場所で運営している場合は賭博罪が適用されます。前述した通り、このような運営をしているオンラインホールは全て違法です。運営側だけでなくプレイした場合も賭博罪が適用される危険性があるので、換金可能なオンラインパチンコ・パチスロで遊ぶ場合は事前にどのような会社が運営しているのか確認すると良いでしょう。

その他の違法なサイト・違法カジノ

昨今よく報道されている「オンラインカジノ」「闇カジノ」「インカジ（インターネットカフェカジノの略称）」はいわゆる半グレなどと呼ばれる反社会勢力が運営している違法カジノです。

このような違法カジノでプレイすれば日本国内の法律が適用されるので賭博罪に該当します。もちろん知らなかったで済まさせるような話ではないので注意しなくてはなりません

オンラインカジノとインターネットカジノの違い

オンカジとインカジの違いと比較
運営	海外で運営	日本国内で運営
サービス提供	運営会社のホームページ	日本国内で遊技場を提供
ライセンス	政府の公的ライセンスを所持	ライセンスなしの無許可営業

オンラインパチンコ・パチスロが遊べるサイトの多くが元々はオンラインカジノと呼ばれ、カジノゲームを提供するゲーミングサイトです。

もちろんオンラインパチンコ・パチスロが導入されて以降も本来のカジノゲームはプレイ可能です。このオンラインカジノは世間で「オンカジ」と称され、日本国内のニュースや報道においては様々な呼称が存在しますが「オンカジ」と「インカジ」は上記の比較でわかるように大きく違います。

インカジは違法

インターネットカフェカジノは闇カジノとも呼ばれ完全に違法です。オンラインカジノやオンラインパチンコ・パチスロとは全くの別物であり、絶対に利用するのはやめましょう。賭博罪は原則的に運営者と利用者を同時に摘発します。知らずに利用した、というような言い訳は通用しないのです。

裏スロ・闇スロ

パチンコやパチスロのユーザーであれば１度は耳にしたことがあるかと思います。この裏スロや闇スロは法的には前述した「インカジ」とほぼ同じような扱いで、隠れて違法な運営を行う店舗型のパチンコ店です。

日本国内の規制で遊べなくなった過去のパチンコやパチスロ機種、裏仕様と呼ばれる改造台や公序良俗に大きく反する高額レートを採用しています。もちろんインカジと同様に完全違法であり、摘発対象です。絶対に利用しないよう注意しましょう。

裏モノ

裏スロや闇スロと同様にネガティブなイメージを持たれる単語としてユーザーに知られている「裏モノ」ですが、これは遊戯機自体が違法的に加増された台を意味します。

本来は機種のゲーム性に幅を持たせるために台の基盤を改造するものを意味しており、ユーザーにとっては隠語のような扱いでしたが、悪質な改造でゴト行為を行うような犯罪性の大きい改造機も存在します。闇スロ店ではこのような違法改造された裏モノを取り扱っている場合もあります。

安全にオンラインパチンコ・パチスロを遊ぶためには

オンラインパチンコ・パチスロに限らず、カジノやパチンコ店や競馬など、いわゆるギャンブルと呼ばれるものは全て法律で規制・管理されているため、法律が変われば今後違法となる可能性もあるのです。インターネットで主流となった現代において、店舗型のパチンコ店が衰退し、オンラインホールとしてオンラインパチンコ・パチスロがこれからより広まっていく可能性もあります。

そのような時代にどのようにしてより安全にオンラインパチンコ・パチスロをプレイしていくかを意識することが重要です。

SNSや個人ブログでプレイ内容や結果を拡散させない

現在は法律的な解釈や世間の印象を含めて、「オンラインカジノ」「オンラインホール」「オンラインパチンコ・パチスロ」などに対して様々な見解があります。実際に一部悪質な違法サイトが存在するため、SNSなど不特定多数に対して自身がプレイしていることを公表することでいらぬトラブルや、パチンコユーザーが不利になるようなネガティブキャンペーンを促進させる結果に繋がるおそれがあります。

実際に店舗型パチンコ店はギャンブルに対する世間的な印象が悪くなっていくことで自主的な規制を施し、結果的に従来のパチンコ店の魅力が損なわれることとなり、店舗やユーザーの減少といった業界の縮小に繋がっています。

今後パチンコ・パチスロユーザーが店舗型パチンコ店からオンラインホールであるオンラインパチンコ・パチスロに移行していく可能性がある以上は、不用意な発言を広めない意識を持つ事が安全にプレイする環境を構築することに繋がります。

違法サイトは利用しない

オンラインパチンコ・パチスロを違法に取り扱っている違法サイトが存在する可能性は十分にあります。必ず運営サイトを自主的に調査して運営が日本国内の企業、日本国内の場所でないことを確認してプレイしましょう。

現在インターネット上にはオンラインカジノというだけで犯罪と断定しているようなサイトもありますが、正しい情報を自分自身で確認して判断することが安全にオンラインパチンコ・パチスロで遊ぶ上で重要です。

安全なオンラインパチンコ・パチスロサイトを判断するポイント

店舗型のパチンコ店が減少し、今後はオンラインホールが主流になっていく可能性も十分あります。オンラインパチンコ・パチスロにとって黎明期である時代により安全なサイトを判断するポイントを解説します。

・ライセンスを取得している

オンラインパチンコ・パチスロはギャンブルです。海外ではオンラインカジノの一部として取り扱っています。このようなカジノを運営するにあたって、合法な国では運営する国の政府が発行している公式ライセンスを取得する必要があります。営業許可証のような扱いとなるので、例えカジノが合法な国であってもライセンスがなければ無許可で運営している違法サイトになります。必ずライセンスを取得しているか確認するようにしましょう。

・第三者監査機関のチェックが入っている

第三者監査機関とはカジノが合法な国において運営や提供ゲームの内容に問題や不正がないかを確認する機関です。オンラインパチンコやパチスロを含むカジノゲームは完全確率による抽選がユーザーの勝敗を左右します。この確率が不正に操作されてしまうとユーザーにとって不利益が生じます。

このように運営側が一方的に利益を得るような不正を防ぐために第三者機関が存在します。カジノが合法ではない日本では馴染みがありませんが、「eCOGRA（イーコグラ）」や「GLI（ジーエルアイ）」など代表的な機関が監査しているオンラインカジノやオンラインパチンコ・パチスロサイトであればより安全性が高いと言えるでしょう。

・日本語のカスタマーサポートに対応している

パチンコやパチスロは日本独自の産業であり、当然ながらオンラインパチンコ・パチスロユーザーのほとんどが日本人です。さらにカジノ法案を通してこれから新規にカジノ文化を開拓していく展望を考慮すると現在の日本はカジノ市場にとって、将来有望なマーケットとなり得るのです。

現在オンラインパチンコ・パチスロを導入しているオンラインカジノはユーザービリティを考慮し、日本語によるカスタマーサポートが充実しています。遊び方や入出金などの疑問にいち早く対応し、24時間体制サポートやメール・チャットによる即時対応などを導入しているサイトであればより安全にプレイすることができるしょう。

・最新のセキュリティ対策を導入している

オンラインパチンコ・パチスロはインターネットを利用してプレイします。昨今ではインターネット上の問題として、個人情報の流出やハッキングやなりすましなどの危険が問題視されています。このようなインターネット上の危険を未然に防ぎ、安全にオンラインパチンコ・パチスロをプレイするには運営サイトがSSL暗号化に対応しているかどうかが鍵となります。

SSL暗号化とはユーザーのブラウザとゲーミングサイト側の通信を暗号化することで秘匿性を強化する技術です。暗号化されているサイトであれば第三者からデータを悪用されるような心配がないので安心してプレイできます。

・口コミや評判が良いサイトを利用する

安全に遊べるオンラインパチンコ・パチスロサイトを利用するには、インターネットやSNSで口コミや評判をチェックするのも有効です。

評価が高く人気のあるサイトはライセンスを取得し、公正な運営を行なっています。利用したいサイト名を検索するころで様々な情報を確認できます。ネットリテラシーが求められる現代ではインターネット上の情報を取り扱いことに慣れていかなくてはなりません。

またこちらの別記事では安全なオンラインパチンコ・パチスロサイトについて詳しく解説しています。

>>>オンラインパチンコ・パチスロ運営の仕組みとライセンスの解説！安全なサイトとは

安全に遊べるおすすめのオンラインパチンコ・パチスロサイト

ライセンスを取得して合法的に運営している安全なオンラインパチンコ・パチスロサイトを紹介します。

シンクイーンカジノ（SinQueenCasino）

シンクイーンカジノ（SinQueenCasino）は日本のパチンコ・パチスロが遊べるオンラインパチンコ・パチスロを業界で最速導入した大手のオンラインカジノです。入出金の反映が非常に早いのが特徴で、日本人に向けたカスタマーサポートも充実しています。日本のパチンコ店では規制の関係で打てなくなったパチスロ4号機や5号機、パチンコのCR機やMAX台などが遊べます。もちろん最新のスマスロやスマパチもプレイ可能です。

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K8カジノ（ケーハチ・ケーエイト）

K8カジノ（ケーハチ・ケーエイト）はシンクイーンカジノ（SinQueenCasino）と同様に日本のパチンコ・パチスロをプレイできるオンラインカジノです。入出金の利便性や日本人向けのカスタマーサポートに関してはシンクイーンカジノ（SinQueenCasino）より少し評価が下がりますが、バジリスク絆やハーデスや凱旋をはじめとするGODシリーズ、パチスロ魔法少女まどかマギカ、パチスロ北斗の拳シリーズなどパチスロ5号機の名機を多く導入しており台数も業界随一となっています。

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ベラジョンカジノ

ベラジョンカジノは業界大手のオンラインカジノで2024年にオンラインパチンコ・パチスロが遊べるパチンコ館を導入しました。パチンコ館はELDORADO（エルドラード・エルドラド）と同様のゲーム内容が導入されており、仮想のオンラインホールでオリジナル機種をプレイする形式です。ELDORADO（エルドラード・エルドラド）のようにゲーム内アバターは実装されておりませんが、その他のビデオゲーム、ライブカジノなど業界大手ならではのカジノゲームが多数用意されているのが大きな特徴です。

カジノ法案（IR）とは

2016年12月15日にIR整備法と呼ばれるカジノ法案が国会で成立しました。IRとはIntegrated Resortの略でカジノや国会、展示場、ホテル、ショッピングモールなどの複合施設を意味します。統合型リゾートと呼ばれ、インバウンドを目的として2020年代後半に最大で３か所のIR開業を目標として現在も議論が進められています。一般的なリゾート施設にカジノを複合することでより多くの収益が見込めます。

2024年現在の日本は円安や物価高の影響で景気が下降傾向にありますが、そのような状況にある日本としては、インバウンドによる経済効果は非常に大きな効果が見込めるものになります。しかし実際にカジノを運営している外国諸国の傾向から治安の悪化やギャンブル依存症対策の問題などデメリットも存在するため、今後も法律の整備が進んでいくことが予測されます。

カジノ法案はまだまだ未完成

実際にカジノ法案が成立して以降、開発予定の候補地筆頭である大阪市や長崎市で整備が進んでいる段階ではありますが、本来予定していた2020年代後半の開業は非現実的な状況です。計画の着工まで至っていない原因として、IR法案の問題点が十分に解決してない事が伺えます。

カジノ法案によるオンラインパチンコ・パチスロへの影響

現状は法律の変化がないので、引き続き海外で合法的に運営しているオンラインパチンコ・パチスロサイトでプレイする分にはカジノ法案による影響は少ないと言えます。

海外で運営するオンラインパチンコ・パチスロサイト自体は現在の日本の法律で違法とする法律が存在しないことによるグレーゾーンという扱いですが、今後の法律整備に対して注視していくことが重要です。

カジノ法案による日本のパチンコ業界への影響

カジノ法案成立により、世間はギャンブルに対してネガティブなイメージが先行する結果となっています。それを受けたパチンコ業もギャンブル依存症対策基本法案の成立を見据えた動きを展開しています。パチンコ機やパチスロ機の射幸性や射倖心を煽るような宣伝行為を規制することで対策をしています。

ただし、既存のパチンコユーザーにとってはこのパチンコ業界の規制は必ずしも良い方向に進んでいるとは言えないのが現状です。ギャンブル依存症対策を重要視する一方で、出玉性能を大きく規制された現在のマシンは既存のユーザーにとって魅力がなく、ユーザーのパチンコ離れを促進する結果となっています。

日本のギャンブルに関わる法律・規制と歴史

日本には古くから賭博が存在し、時代の文化や法律と共に形を変えています。この項目では日本のギャンブルと規制や法律について各時代ごとに詳しく解説します。

日本最古のギャンブルはすごろく

日本国内で確認できる最古のギャンブルは西暦685年まで遡ります。当時の天部天皇が博戯を見物したと日本書記に記載されており、この博戯というのが当時流行した盤双六（ばんすごろく）と呼ばれるゲームです。

現代のすごろくとゲーム性が似通っており、サイコロを使用して盤上のコマをゴールに向かわせるという内容の物です。また当時は現金ではなく、馬や牛などが賭けの対象となっていたようです。689年に当時の持統天皇に規制され禁止となるまで盤双六は熱狂的な人気を博していたようです。

戦乱時代のギャンブルは丁半博打

戦国時代に入ると盤双六はよりギャンブル性の強いものとなっていきます。しかし、合戦に出向く武士にとって盤面を用意する必要がある盤双六は不向きでした。そこで戦の息抜きに新しく流行したのがサイコロを振って勝負する丁半博打のようなシンプルなギャンブルです。

その他にも戦国武将の間ではカルタが流行していたようです。カルタはポルトガルから長崎を経由して次第に全国へ流行が広まりました。また庶民の間では現代でいうところのくじ引きがギャンブルとして利用され既に一般的なものであったとされています。

江戸時代のギャンブルは花札

江戸時代では日本のギャンブルはさらに多様化し進化していきます。日本国民にとって身近なものであったカルタはギャンブルと共に流行が拡大し、ついには1648年に江戸幕府によって規制され禁止となります。

しかしカルタのゲーム性にアレンジを施した新たなカルタが次々に流行し、法律の穴を潜り抜けます。いたちごっこに終止符を打つべくして、1787年の寛政の改革で賭博に利用されていたカルタ全般の製造自体を禁止します。この規制後に誕生したのが、カルタのゲーム性を踏襲した上で全く別物のゲームとなった花札です。

・日本で初めての公営ギャンブル「富くじ」

花札はすぐに規制対象となりますが、当時の闇賭博のような場で非合法的に利用されていたようです。そんな中で新たに大衆向けかつ合法的なギャンブルとして台頭したのが、現在の宝くじの原型となっている富くじです。

これが日本で初めての公営ギャンブルと言われています。しかし富くじを運営するには幕府の許可が必要であり、無許可で運営すると富くじが流行します。これらは陰富と呼ばれ、もちろん違法にあたるのですぐに規制されます。そうして富くじ自体が衰退していき、最後には幕府により禁止されてしまいます。このようにして日本のギャンブルは江戸時代から規制と新たな流行を繰り返すいたちごっこの構図となっていたのです。

近代における日本のギャンブル

江戸幕府が終焉を迎え、明治維新から戦前にかけて日本全体が混沌としていたためか、ギャンブルはより盛んに広まっていきます。博徒と呼ばれるギャンブルのプロが台頭し、彼らはギャンブルで生計を立てていました。現代で言えばパチプロや競馬プロのような存在です。

・日本で本格的にギャンブル規制が始まる

この博徒たちは反権力的な危険思想を持つ層が少なからず存在したため、明治政府は彼らを弾圧するために賭博犯処分規制を制定しました。この規制はギャンブルに対して非常に厳しい規制であり、現行犯でなくても逮捕されるなど厳罰化されていく中で、国民全体にギャンブルに対するネガティブな感情を広めた原因となります。

そのほかにも文明開花の影響でトランプをはじめとする外来のギャンブルゲームが台頭し、そのような時代の流れに沿ってこれまで禁止されていた花札やカルタも規制が解かれました。花札はこの時代に人気の絶頂を迎えますが、1902年に骨牌税法（こっぱいぜいほう）という法律が制定され、ギャンブルに利用される道具に対して厳しい税金が課せられました。その影響で花札は衰退していきます。

引用：骨牌税法の内容 日本かるた文化館より

世界大戦後のギャンブル

日本国内では終戦後まもなく公営ギャンブルが開始されます。これまで規制され禁止となっていたギャンブルの胴元を日本政府が行うことに対する大きな批判がありました。

現在も運営している競馬・ボートレース・競輪・オートレース・宝くじはこの時代に公営ギャンブルとして生まれました。さらに特殊な歴史を持つパチンコもこの後に台頭し始めます。古くからギャンブルに対して率先して規制を進めてきた日本ですが、その歴史とは矛盾するかのように現在はギャンブル大国として世界に知られているのです。

オンラインでのギャンブルに対する最新の規制

2024年時点の日本の法律にはオンライン上のギャンブルを取り締まる法律は存在しません。日本国内では賭博に関する刑法が明治時代に初めて制定されて以降、時代に合わせて法律も改正されています。しかし1995年にインターネットが開通し普及して以降、日本国内のインターネットに関連する法律の整備は世界基準と比較して非常に遅れを取っているのです。

その関係でギャンブル大国という側面がありながらも、オンライン上のギャンブルに関しては未だに規制がされていません。オンラインカジノが検挙されるケースがあるのは、あくまで賭博罪が適用されているためであり、その違法なギャンブルがオンラインで行われているかどうかは焦点にはならないのです。

ただし現在はオンラインカジノは一般に周知されているものであり、日本の警察やマスメディアがその危険性と違法性について言及しています。そのような背景がある以上、今後オンラインカジノやオンラインパチンコ・パチスロなどに対して規制が可能性は十分にあると言えます。

日本の賭博罪

この項目では日本の賭博罪を詳しく考察し解説します。

「賭博」とは、2 人以上の者が、偶然の勝敗により財物や財産上の利益の得喪を争う行為をいう。「偶然の勝敗」により、「財物または財産上の利益」について、「得喪を争うこと」が具体的な内容である。

引用：賭博罪をめぐる論点について

偶然に左右される勝敗や結果に対して金品を賭けるとことが賭博罪に該当します。わかりやすく説明すると、少額であったとしてもジャンケンやトランプゲームなどで賭け事をした場合も法的な解釈の上では違法賭博となるのです。

ただし金額少額であった場合は基本的に賭博罪として検挙されるようなケースはほとんどありません。あくまで法律的な解釈の上では少額であっても賭博罪に該当する可能性があるということです。

日本の賭博に関する法律は大きく分けて４つにカテゴリーされます。

• 単純賭博罪
• 常習賭博罪
• 賭博開帳図利罪
• 富くじ発売等罪

簡潔に説明すると単純賭博罪と常習賭博罪はギャンブルをした人を取り締まる法律で、賭博開帳図利罪と組織犯罪処罰法はギャンブルする場を提供した人を取り締まる法律です。

単純賭博罪【50万円以下の罰金または科料】

単純にギャンブルを行った場合は単純賭博罪が適用される可能性があります。これは違法サイトや闇スロなどの業者や個人相手でも該当するケースがあります。ただし、個人の間で低額な賭け事を行った場合は適用されない場合もあります。

常習賭博罪【3年以下の懲役】

常習的な賭博で逮捕された場合は単純賭博罪よりも罪が重くなります。これも違法サイトや裏カジノ、闇スロなどで常習的にギャンブルを行った場合に適用される可能性があります。

賭博開帳図利罪【3カ月以上5年以下の懲役】

利益を得る目的で賭博場を開設した場合は、その支配人に適用されます。この刑法は、実際にギャンブルが行われたか、利益を得たかどうかに影響をされません。この利益とは実際にギャンブルに使われた金銭だけでなく寺銭や手数料なども含まれます。

富くじ発売等罪【2年以下の拘禁刑又は150万円以下の罰金】

富くじとはいわゆる宝くじです。購買者から金銭等の財物を集めてくじ引きなどの抽選を行い、当選者がその利益を得ることを言います。このような富くじを許可なく発売や購入を行うと刑法に抵触します。

一時の娯楽に供する物

賭博には例外があり、「一時の娯楽に供する物」に該当するものを賭けた場合は違法賭博に該当しません。例えばジュースやたばこなど、賭け事に関与した人がその場で娯楽のために消費する目的であれば賭博罪に問われないのです。

なのでオンラインパチンコ・パチスロサイトの運営が日本国内であれば、提供する側も利用する側も罪に問われます。日本の法律、刑法が適用されるのは日本国内に限ります。しかし運営拠点が合法である国であれば適応されるのは海外の法律であり、日本国内の賭博罪が適用されるものではないのです。

オンラインギャンブルに関するSNSの口コミ・評価など

オンラインカジノやオンラインパチンコ・パチスロなどを含むオンライン上のギャンブルについて、X（twitter）の口コミをまとめました。

今まではオンカジで逮捕されても以下の理由で不起訴だったみたい。
ほぼ100%の有罪率を誇る日本の検察は、万が一無罪になってオンカジがみなし合法化されるのを恐れたのだと思うが、今回起訴まで至ったら面白い。
オンカジ有名配信者が逮捕された今回の件、オンカジの行く末にかなり影響しそう。 pic.twitter.com/VCb0APfsMN

— 城ヶ崎さん@借金垢 (@shakinyametai) September 7, 2023

️オンラインカジノの国内市場規模は67億ドル(約1兆円）で過去最高️

海外企業に売上げ1兆円を持って行かれ、プロ野球やJリーグも本来ならスポーツブックが収入源になるのに、収益を提供しているだけ😭
オンカジを合法化し収益や税金を海外から徴収するべきといった議論をする日が来るかもしれない🤔 pic.twitter.com/H9W3oGaogP

— もっさん@バンコク (@Winners0509) January 9, 2024

日本にカジノを作るのに賛成？反対？#カジノ #オンカジ #ギャンブル#カジノ法案#ランドカジノ#オンラインカジノ#いいねした人全員フォローする

— さすらいのギャンブラー🎰 (@gambler4649) October 3, 2023

SNS上でも日々オンラインギャンブルについての議論は交わさされています。カジノ法案によるカジノ合法化や違法サイトで検挙された例が不起訴になった件などに対して意見されています。

YouTube 関連動画

この項目ではオンラインカジノやオンラインパチンコ・パチスロなどを含むオンライン上のギャンブルに関連する動画をまとめています。

【ホリエモン】オンラインカジノは合法？違法？日本人がやってたらどうなの？

著名な投資家・実業家で日本国内で非常に知名度のある堀江貴文氏がオンラインカジノの合法性・違法性について個人的な見解を述べています。

オンラインカジノ生配信者を逮捕！オンラインカジノ規制

現役の弁護士がオンラインカジノをライブ配信したyoutuberが逮捕された件について解説している動画です。オンラインカジノの違法性などの規制についても動画内で触れています。

【軍資金300万円】ベトナムの違法高レート闇スロ店に潜入し、お店が潰れるまでお金突っ込んでみた

インフルエンサーとして有名な青汁王子こと三崎優太氏が海外の闇スロに潜入し、日本のパチンコ・パチスロをプレイしている動画です。日本国内では違法にあたる高額レートのプレイが海外でなぜ合法なのかも解説しています。

まとめ・概要

この記事はオンラインパチンコ・パチスロの違法性や安全性について詳しく解説し、オンラインパチンコ・パチスロユーザーがより安全にプレイする方法や危険な違法サイトにアクセスする事を防ぐために必要な情報を掲載しています。

オンラインパチンコパチスロのユーザーがプレイすること、オンラインホールを運営すること、ゲーミングプロバイダがゲームを提供することなど、各方面から違法性や安全性について検証し解説しています。

実際に違法なギャンブルで検挙・逮捕された実例を紹介し、なぜそのような事態を招いたのかを解説することでオンラインパチンコ・パチスロサイトを利用するユーザーが犯罪に巻き込まれないように警鐘を促しています。

また補足として日本国内のギャンブル・賭博の歴史とそれに関連する規制や法律の変化を紹介しています。

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ブログ記事執筆者

伊勢 アラン

香港生まれの日英ハーフ。
小中と香港日本人学校に通い、高校はインターナショナルスクールを卒業。
香港理工大学に入学し在学中にHP制作会社を立ち上げ学生起業家として活動。
大学を中退、法人をバイアウトし中国資本のオンラインカジノゲームプロバイダーに就職。ゲーミングエンジニアとして勤務し、アジアマーケット向けゲーム開発のプロダクトマネージャーなどを経て2019年に退職。
現職はオンラインカジノ、特にオンラインパチンコやオンラインスロットゲームプロバイダー業界の動向を追い様々 媒体で発信を行う。